チコちゃんに叱られないように ラーメンの「ラー」は?
チコちゃんに叱られないように!
ラーメンの「ラー」はどういう意味?
国民食ラーメン。中国から伝わってきた麺料理ですが、ラーメンという名前は、日本で名づけられた!ものなんです。ラーメンのメンは麺でしょう。じゃあ、「ラー」って何?
ラーメンのラーは「女将さんのやさしさのラー」
と言っています。
国民食ラーメン。中国から伝わってきた麺料理ですが、ラーメンという名前は、日本で名づけられた!ものなんです。ラーメンの「ラー」って何?明治時代。横浜などに中国料理ができました。そのころは、中国のそば料理=南京そば、志那そばとよばれていました。大正10年創業竹谷食堂経営者の奥さん 大久タツさんが名付け親なのです。覚えやすく親しみやすい名前にしたい。竹谷食堂には北海道大学に通う中国人留学生がたくさん通い肉絲麺(ロースーメン)が人気でした。しかし、日本人客はロースーメンを志那そばと注文するのです。日清戦争以降、中国を見下すように志那と呼ぶ日本人が少なくなかったのです。ロースーメンに代わる名前を付けたい。そう 女将さんは考えていました。ハオラー(好了)=料理ができたよ!という合図から、ラー+メン ができました。ラーメンという名前が覚えやすく、竹谷は、閉店するものの週刊朝日(1954年1月17日号)で「札幌ラーメンの町」で取り上げられラーメンという名前が、広がり始めました。昭和33年インスタントラーメン発売でさらに広がったのです。
私が小さい頃に思っていたことがあります。
おばさんが、食堂を経営していたので、
やはりよく「そば」をごちそうになるのですが、
そのころはやはり「志那そば」とメニューにありました。
よく巷でいう「ラーメン」とは、どんなものなのか?
食べてみたいなあとよく思っていたことが、思い出されました。
Yahoo知恵袋 の4つの説では
ラーメンの語源には諸説有ります。●広東人の発音する「牛肉柳麺」が訛った。「柳麺」は「ラオメン」と発音されていますが、広東語では「ラウミン」と成ります。但し、「柳麺」という物は無く、「牛肉柳麺」の柳は麺を表すのではなく牛肉を柳の葉の様に細く切った物を麺の上に乗せた物という意味。●中国の麺を引っ張って作る製法「拉麺」(ラーミェン)から来ている。●大正時代、柳という中国人が浅草の支那ソバ屋台の屋号にした柳麺(りゅうめん)が訛った。●老麺(ラオミェン)から来た。中国語の老は接頭語だから、おソバの意。大別するとこの四説だったが、ラーメンの名付け親が名乗り出て、新説が加わった。
とあり、チコちゃんの説が説明されていました。
チコちゃんからダッセン1
志那そば⇒中華そば⇒ラーメンへ
「志那」という言葉は、昭和21年(1946)に以下のような通知が出されております。
昭和二十一年六月六日
外 務 次 官(官印)内閣書記官長 殿
支那の呼稱を避けることに關する件
本件に關し外務省總務局長から六月六日附で都下の主な新聞雜誌社長に對し念のため寫のやうに申送つた。右參考のため御送りする次第であるが、機會があつたら御關係の向へも同樣御傳へを得たい。
本信送付先 各省次官、内閣書記官長、法制局長官、統計局長、内閣審議室、各都道府縣、終戰聯絡地方事務局長
中華民國の國名として支那といふ文字を使ふことは過去に於ては普通行はれて居たのであるが其の後之を改められ中國等の語が使はれてゐる處支那といふ文字は中華民國として極度に嫌ふものであり,現に終戰後同國代表者が公式非公式に此の字の使用をやめて貰ひ度いとの要求があつたので今後は理屈を拔きにして先方の嫌がる文字を使はぬ樣にしたいと考へ念のため貴意を得る次第です
要するに支那の文字を使はなければよいのですから用辭例としては
中華民國、中國、民國。
中華民國人、中國人、民國人、華人。
日華、米華、中蘇、英華
などのいづれを用ひるも差支なく唯歷史的地理的又は學術的の敍述などの場合は必しも右に據り得ない例へば東支那海とか日支事變とか云ふことはやむを得ぬと考へます
ちなみに現在の滿洲は滿洲であり滿洲國でないことも念のため申添へます
昭和二十一年六月七日
岡 崎 外務省總務局長
ラーメンの「ラー」を学ぶと、どうしても
「シナ」と「中華」の関係を考えざる負えなくなります。
チコちゃんは、さすがNHKです。やんわりと触れるだけです。
ラーメンのラーから歴史が見えてきます。
「志那竹」は「メンマ」
メンマは、竹の一種である麻竹、ラーメンに乗せるマチクで「メンマ」
「志那事変」は「日華事変」 東シナ海は、「東海」
なぜなのか、自分で納得できるよう調べることも大切かなと思いました。